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2025年8月11日月曜日

青穂57号が発行されました

 






青穂57号が発行されました。一部を画像で紹介します。

画像は上から順に、
・表紙
・青穂抄(いまきいれ尚夫選) 
・同人新刊案内 三好利幸
・第九回尾崎放哉賞募集

目次より本号の内容
・第十二回青穂大会・第八回尾崎放哉賞表彰式
・追悼 大分の俳人 渡辺敬子
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(高木架京選)
・エッセイ・評論
 この世の色、この世にない色       久坂夕爾
 私と自由律俳句19           伊藤風々
 『幾代良枝自由律俳句』鑑賞     
      平山礼子 黒崎渓水 高木架京 小山貴子
 『青穂第二句集』より③          弓削酔魚  
 俳人阪本四方太⑥            小山貴子
 「ならドットFM」から⑤        小山貴子
 「きまぐれ写俳日記53」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記
・第九回尾崎放哉賞募集案内

(文:久坂夕爾)



2024年8月12日月曜日

青穂53号が発行されました。


青穂53号が発行されました。


画像は順に、表紙、同人新刊案内・お知らせ、青穂抄(伊藤清雄選)
      第八回尾崎放哉賞募集案内

目次より本号の内容
・第十一回青穂全国大会(大阪)
・第七回尾崎放哉賞表彰式
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(高木架京選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句15        加藤邪呑
 私と自由律俳句15           萱沼良行
 俳人阪本四方太②            小山貴子
 伊藤みどり自由律俳句集『青葉あかり』(昭和63年刊)を読んで
                     早舩煙雨
 「ならドットFM」から①        小山貴子
 「きまぐれ写俳日記49」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記
・第八回尾崎放哉賞募集案内

 


(文:久坂夕爾)

2024年5月19日日曜日

青穂52号が発行されました。









 青穂52号が発行されました。


画像は順に、表紙、青穂抄(伊坂恵美子選)尾崎放哉色紙、同人新刊案内
      第七回尾崎放哉賞発表①②

目次より本号の内容
・第七回尾崎放哉賞発表
・追悼 浜松の俳人 大軒妙子
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(小山貴子選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句14        吉田紀彦
 私と自由律俳句14           中村友乙
 田村梯夫氏『「恩愛の碑」-戊辰戦争秘話-』を読んで②
                     渡辺敏正
 「きまぐれ写俳日記48」        きむらけんじ
 俳人阪本四方太①            小山貴子
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記、名刺交換
 第十一回青穂全国大会(大阪)


(文:久坂夕爾)


2024年2月4日日曜日

青穂51号が発行されました




青穂51号が発行されました。


画像は順に、表紙、青穂抄(幾代良枝選)、山口誓子色紙。
色紙の句 雨の稲架(はさ)大演習は砲を撃つ 
  ※稲架(はさ):刈り取った稲を逆V字型に天日干しにする仕掛けのこと。

目次より本号の内容
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(吉多紀彦選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句13        南家歌也子
 私と自由律俳句13           ゆきいちご
 田村梯夫氏『「恩愛の碑」-戊辰戦争秘話-』を読んで①
                     渡辺敏正
 久光良一句集『なかせ節』鑑賞      平山礼子
                     高木架京
                     いまきいれ尚夫
                     黒崎渓水
 「きまぐれ写俳日記47」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記、名刺交換
 第十一回青穂全国大会案内


(文:久坂夕爾)

2023年8月5日土曜日

青穂49号が発行されました。

 




青穂49号が発行されました。


画像は順に、表紙、青穂抄(渡辺敏正選)、青穂全国大会受賞句。

目次より本号の内容
・第十回青穂全国大会・第六回尾崎放哉賞表彰式
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(高木架京選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句11        佐瀬風井梧
 私と自由律俳句11           田畑剛
 「きまぐれ写俳日記45」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 お知らせ、編集後記
 第七回尾崎放哉賞募集案内
 『青穂第二句集』募集案内


(文:久坂夕爾)



2023年5月5日金曜日

青穂48号が発行されました。





青穂48号が発行されました。


画像は順に、表紙、自由律俳人の筆跡(伊藤雪男)、青穂抄(渡辺敬子選)。

目次より本号の内容
・第六回尾崎放哉賞発表
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(黒崎渓水選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句10        河野初恵
 私と自由律俳句10           久光良一
 『後谷五十鈴 自由律俳句集』鑑賞    黒崎渓水
 <<忘れえぬ女>>
  イワン・クラムスコイ画        奥野立日十
 「きまぐれ写俳日記44」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 お知らせ、編集後記
 第十回青穂全国大会(東京)ご案内
 『青穂』第二句集募集案内


(文:久坂夕爾)

2022年9月11日日曜日

青穂大会・尾崎放哉賞授賞式でのこと「尾崎放哉とヨルシカ」(3)

 ヨルシカと尾崎放哉の句の続きです。

ヨルシカ(n-buna)はインタビューで次のように奥深いことも言ってます。

音声合成ソフトで楽曲(ボカロ曲)を制作するという現代的な面と、しかし一方でその歌詞の基本潮流はバリバリの王道近現代文学であるという二物衝突が面白いです。

放哉に加え、山頭火もリスペクトしているとのことです。

 

(以下インタビュー記事から引用)

   先ほどオスカー・ワイルドに大きな影響を受けたという話をしていましたが、それ以外にも、n-bunaさんが影響を受けた、自分の創作のルーツになっていると感じる人はどんな人があげられますか?

n-buna それはもう、沢山いますね。音楽的なところで言えば、僕はブルースとか、ギターヒーローのようなギタリストが好きなんです。ジョニー・ウィンター、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ラリー・カールトンのような人達が好きだし、影響を受けていると思います。映画だったら、クリストファー・ノーランやデビット・フィンチャー、あとはヒッチコックが好きで影響を受けています。あと、僕は近代歌人が好きなんです。名前を挙げるならば、正岡子規、与謝蕪村、種田山頭火の俳句や短歌にはすごく影響を受けています。作品の中でもいろんな箇所でオマージュしていますね。


―作品の中でオマージュしている、というと?

n-buna 「雨とカプチーノ」の詩には、正岡子規の「水草の 花の白さよ 宵の雨」という歌や、井伏鱒二の「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」という言葉へのオマージュが入っています。あとは、物語の骨格にも井伏鱒二の「山椒魚」からの影響があります。「山椒魚」は簡単に言えば、どんどん自分の体が肥大していってそれによって岩屋から出られなくなった山椒魚が、ある日迷い込んできた蛙を閉じ込めてしまう話です。『エルマ』では、エルマ自身の 中で虚無感や焦燥感がどんどん肥大していく。エイミーの書く詩や文章、曲調やメロディー から、一人称までも真似して、エイミーになろうとする。ここでいう山椒魚はエルマです。岩屋は音楽であり、エイミーの残した作品であり、エルマの生き方そのものです。『山椒魚』を僕なりの解釈で噛み砕いて隠喩にしたものが、今作の骨組みであり土台です。

 

―初回限定盤【エルマが書いた日記帳仕様】の「日記帳」の中には松尾芭蕉と与謝蕪村の名前も出てきます。この作品には二人の関係もなぞらえられている印象もありますが。

n-buna そうですね。僕は与謝蕪村と松尾芭蕉の関係というものが好きで。与謝蕪村は、松尾芭蕉が残した作品に影響を受けて、芭蕉が辿った道をなぞるように日本中を旅している。それは本当に美しい芸術の模倣の仕方だと思うんです。それこそ、オスカー・ワイルドの言葉が、そのままこの頃の日本でも行われているんですよ。ヨルシカでエイミーとエルマの物語を作るにあたっても、そういう構造を描きたかったというのがあります。『山椒魚』も与謝蕪村の話もそうですけど、結局、僕はそのオスカー・ワイルドの「人生は芸術を模倣する」という言葉をヨルシカで表現したかった、そこに尽きるんですよね。

 

―「雨晴るる」についてはどうでしょうか?

n-buna 「雨晴るる」は「六月は雨上がりの街を描く」の対になっています。「六月は雨上がりの街を描く」は雨上がりの曲じゃなくて、雨上がりの街を描きたいということをエイミーが書いている曲。そして、実際に、雨が上がって晴れた六月の街の曲をエルマが書いた曲が「雨晴るる」です。これは山頭火の句から題を取っています。山頭火は「山は街は梅雨 晴るる海のささ濁り」という歌を旅の途中で詠んでいるんですが、そこからとって「雨晴るる」というタイトルにしました。そのことによって山頭火へのリスペクトを示しています。

 

(続く)


インタビュー記事は以下のサイトより

ヨルシカ 2nd Full Album「エルマ」オフィシャルインタビュー


(文:黒崎渓水)



2022年8月19日金曜日

青穂45号が発行されました

 


青穂45号が発行されました。
画像は、表紙(住宅顕信画)、青穂抄(三好利幸選)

目次より本号の内容
・第9回青穂大会報告
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(平山礼子選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句7         平岡久美子
 私と自由律俳句6            久坂夕爾
 マキノ君のこと             久坂夕爾
 「きまぐれ写俳日記41」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 同人新刊案内、お知らせ、同人情報、編集後記
 第6回尾崎放哉賞募集案内

(文:久坂夕爾)


2022年8月14日日曜日

青穂大会・尾崎放哉賞授賞式でのこと「尾崎放哉とヨルシカ」(2)

 ヨルシカのプロフィール

「ウミユリ海底譚」「メリュー」などの人気曲で知られるボカロP(ボーカロイド、UTAUCeVIO(チェビオ)などの音声合成ソフトで楽曲(ボカロ曲)を制作して動画投稿サイトへ投稿する音楽家)のn-bunaが、女性シンガーのsuisをボーカリストに迎えて2017年に結成したバンド。n-bunaの持ち味である心象的で文学的な歌詞とギターサウンド、透明感のあるsuisの歌声を特徴とする。20174月に初の楽曲「靴の花火」のミュージックビデオを投稿。6月に1stミニアルバム「夏草が邪魔をする」をリリースした。20194月に1stフルアルバム「だから僕は音楽を辞めた」、8月に2ndフルアルバム「エルマ」を発表し、10月よりライブツアー「ヨルシカ Live Tour 2019『月光』」を開催。20207月に3rdフルアルバム「盗作」をリリースした。

 

昭和生まれのアナログ人間には理解不能な単語が並びますが、とにかく尾崎放哉を世に広めてくれてありがとうございます、とひたすら言いたいです。

以下、楽曲「思想犯」歌詞と尾崎放哉の原句

 

<歌詞(抜粋)>

他人に優しいあんたにこの心がわかるものか

人を呪うのが心地良い、だから詩を書いていた

朝の報道ニュースにいつか載ることが夢だった

その為に包丁を研いでる

<原句>

木槿(ムクゲ)の葉のかげで包丁といでいる

<青穂ブログ管理人コメント>

この句は『層雲雑吟』と題された未発表句稿集の6番目に当たる句稿からの引用。あまり有名な句ではありません。

放哉の句意は写生の色彩が強く、歌詞のような犯罪的な意味ではないでしょう。

『思想犯』の歌詞は彼の俳句をモチーフにはしていますが、それを昇華させ、再構築しているように感じます。

それにしてもレアな句を取り上げたなあ、と思います。

 

<歌詞(抜粋)>

言葉の雨に打たれ

秋惜しむまま冬に落ちる

春の山のうしろからまた一つ煙が立つ

夏風が頬を滑る

<原句>

春の山のうしろから烟が出だした

<青穂ブログ管理人コメント>

一方こちらは有名な句。

死後「層雲」に発表された。『大空』では小豆島時代最後の句。鳥取の興禅寺に句碑あり。

再起不能の病床にあって、のどかに立ちのぼり始めた白い煙りに、春が来たことへの安らかな喜びを感じている。

歌詞では放哉の人生をかけた渾身の最終句という思い入れは感じさせず、四季に拡大して使用されています。

 

<歌詞(抜粋)>

君の言葉が呑みたい

入れ物もない両手で受けて

いつしか喉が潤うその時を待ちながら

鳥の歌に茜 この孤独よ詩に変われ

さよなら 君に茜 僕は今 夜を待つ

また明日 口が滑る

<原句>

入れものが無い両手で受ける

<青穂ブログ管理人コメント>

南郷庵の句碑の句。庵での独居生活の極限のような吐露。歌詞では言葉を両手で掬う場面として使用されています。

 

なおインタビューでは、以下のように述べられています。

――この曲(「思想犯」)はどういうモチーフから作ったんでしょうか。

n-buna 「思想犯」というテーマ自体は、ジョージ・オーウェルの『1984』という小説がもとになっています。言葉狩りの時代を描いたディストピア小説で。もう一つ、この曲の歌詞には尾崎放哉の俳句からとっている箇所があって。この曲自体が尾崎放哉の俳句と晩年をオマージュしている曲なんですね。このオマージュというのは盗用とも言えると思うんですけれど。「春の山のうしろから煙が出だした」とか「入れものがない両手で受ける」とか、尾崎放哉の晩年の作品や辞世の句を直接的にオマージュしている。そういう曲です。

 

(続く)


(文:黒崎渓水)


2022年7月24日日曜日

青穂大会・尾崎放哉賞授賞式でのこと「尾崎放哉とヨルシカ」(1)

 今回はもう一人の裏方が担当します。

5月の尾崎放哉賞の授賞式に出席したのですが、協賛をいただいている春陽堂書店さまのご挨拶の中で「最近、放哉はヨルシカなどでも盛り上がっており・・・」というコメントがありました。当方「???」

式の運営もあり、その場は質問することもなく過ぎたのですが、懇親会で高校生の部の入賞者と隣席となりました。「どうして自由律俳句を作り始めたの?やはり山頭火?」というありふれた問いを投げかけたところ、「ヨルシカがきっかけです」ときっぱり凛々しく答えてくれました。当方「???」

「オジサンさあ、何語を言ってるのかよくわからないんだけど、それ何なのか教えてくれる?」と哀願したところ、彼はニッコリとほほ笑んで、おもむろにスマホを取り出し、YouTubeで示してくれました。

知ってる方は知ってるのだと思いますが、人気のあるバンドだそうです。一部の楽曲は尾崎放哉の句のオマージュとなっているとのこと。


ヨルシカ『嘘月』より。

「夏が去った街は静か 僕はやっと部屋に戻って 夜になった こんな良い月を一人で見てる」

「歳を取った 一つ取った 何も無い部屋で春になった 僕は愛を、底が抜けた柄杓で呑んでる」

ヨルシカ「usotsuki」


放哉の句はそのまま引用されているわけではありません。

とても練り上げられた歌詞だと思います。次回はヨルシカの「思想犯」を引用します。


(文:黒崎渓水)


2021年8月10日火曜日

青穂41号が発行されました

 




青穂41号が発行されました

画像は、上から表紙(戸田勝画)、色紙(吉岡禅寺洞)、青穂抄(久光良一選)

目次より本号の内容
・第8回青穂大会受賞作品
・八年目を迎えて(代表 小山貴子)
・青穂2021年度 総会(書面決議)議事
・新同人紹介
・同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(吉多紀彦選)
・青穂第一句集互選互評⑫
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句
   いまきいれ尚夫 奥野立日十
 私と自由律俳句
   鈴木しのぶ 島田茶々
 青穂第一句集 互選互評⑫ 追補
 終戦75周年 渡辺敏正
 きまぐれ写俳日記36 きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 同人新刊案内、お知らせ、同人情報、編集後記

敬称略
(文:久坂夕爾)

2019年7月11日木曜日

岡山で青穂の大会を実施! 続き




講演に引き続いて、句会、そして様々な決議事項を皆で決める総会、その後、懇親会を開催。飲むとますます盛り上がるのは、通例のこと。俳句論あり、他の結社論あり、人物論あり。特に池畑先生も出席いただいた二次会では、住宅顕信に関するフォローアップ講演の様相を呈し・・・。短い人生ながら、それを上回る時間が経っても、このように強い影響力を発し続ける顕信に改めて想いをはせました。

翌日は吉備路文学館、顕信の句碑、夢二郷土美術館、後楽園を訪問。濃厚な2日間が暮れていきました。来年は浜松で開催の予定です。この画面をご覧のみなさま、どうか、私たちの仲間になっていただき、来年はご一緒に浜松でウナギを食べましょう!

(文:黒崎渓水)

2019年6月18日火曜日

岡山で青穂の大会を実施!

去る6月1日~2日、岡山市で、青穂の大会、および尾崎放哉賞の表彰を行いました。

天候に恵まれたハレの国岡山。季節は最高です。
まずその前日に、役員会を行い。かなり、突っ込んだディスカッションを行いました。
やはり議題で重かったのは、尾崎放哉賞の選考方法。
皆様から頂いた句の宝石の原石たちをどのように磨きこんでいくか・・・。悩んでも悩んでも青い山、です。とにかく今の私たちにできる最善の方法で運営するしかありません。とにかくとにかく気を引き締めて、ということは共有化しました。

続いていよいよ6月1日の午後の表彰式。
受賞された方も全国各地から多数、出席いただき、滞りなく、式が進んでいきました。
その際、一部の選者の熱すぎる句評に、「やはりみんな、自由律俳句が好きなんだな」と再確認しました。一句にホレ込み、熱く熱く語る・・・。句評をぶつけることで、また新たにその衝突エネルギーから何かが生まれるのではないか、と思いながら、式典はあっという間に終わりました。
続いての、講演!岡山大学の池畑先生は、住宅顕信を世に送り出した方。
顕信について語っていただいたのですが、とにかくこれも熱かった!!先生は理学博士で、数学がご専門なのですが、文学、とりわけ自由律。とりわけ層雲の俳人たちへの造詣ことのほか深く、しゃべりに迫力があり、圧倒されました。(続)


(文:黒崎渓水)



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2019年4月14日日曜日

青穂30号が発行されました


青穂30号が発行されました。
上:三好草一(1908~2003)色紙
下:青穂抄 今回の選は高村昌慶

第2回尾崎放哉賞発表
 入賞作および、全作品が載っています。

ほか、
同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(小山貴子)
エッセイに田中昭雄、小山貴子、きむらけんじ

第6回青穂大会は6月1日岡山にて開催されます。
住宅顕信を世に広めるために尽力された池畑秀一氏(岡山大学名誉教授)
の講演が予定されています。

前にも書きましたが、
住宅顕信の映画が公開されますので、
(クラウドファンディングの結果が気になるところですが)
そのお話しも出るかと思われます。

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2018年9月3日月曜日


お知らせが遅くなりましてすみません。
青穂26号が発行されました。


今回は、いつもの内容に加え、
第1回尾崎放哉賞の表彰式の模様、
6月に行われた、第5回青穂大会(at大阪)の報告など。。

第1回尾崎放哉賞の受賞作については、
右側スリットの「尾崎放哉賞」をご覧ください。