第九回尾崎放哉賞の締切は来月30日となっています。
詳細は下記放哉賞のサイトでご確認ください。
※ 高校生の部はなくなりましたが、「○○高校〇年 担当○○先生」と記載があれば、投句料は半額の1000円となり、何句でも投句できます。
メールでの投稿も受け付けています。
たくさんの応募をお待ちしております。
足のうら洗えば白くなる
流れに沿うて歩いてとまる
咳をしても一人
どこかに同じようなことを書いたかもしれませんが。。。尾崎放哉の、こういう「なんでもない瞬間をとらえ」た句は好きですね。「なんでもないこと」「とるにたりない当たり前のこと」のなかにこそ人の感情や心理や真実が隠れているものだと思います。山頭火は感情を言葉に刻印しているような作風ですが(だから放哉よりも共感しやすく人気もある)、放哉句には、そういうなんでもない瞬間の「動作」や「所作」が書かれているので、読む人を引き込む力が強いのだと私は考えています。
(文:久坂)
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