第4回尾崎放哉賞。締め切りは11月30日です。
応募は2句一組。応募用紙は、下記サイトからダウンロードできます。
第4回尾崎放哉賞
ぜひご応募ください。
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放哉の句から一句。
岩にはり付けた鰯がかわいて居る
私は研究者ではないので、放哉の句の特徴を正確に言い当てることはできませんが、私が放哉の句に感じること(好感が持てるところ)は、
・良い意味でのそっけなさ と
・動詞で終わることが多い
の2点。
掲句、干物にする鰯を岩に干している光景。じんわりと「かわいて」いる感覚が受け取れます。天日であれ機械であれ、今も海辺では見ることのできる光景でしょう。
(文:久坂夕爾)
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