お知らせ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ヘッダ写真はアルプス穂高岳。 見本誌の請求や記事内容への問い合わせなどは「問い合わせフォーム」をご利用ください。 Twitterへのリンクを張りました。右側スリットにあります。
ラベル 本誌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 本誌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年11月22日日曜日

青穂38号よりお知らせなど

 









青穂本誌38号よりお知らせを転載します。

①:山頭火コーナー
  山頭火ふるさと館情報(第3回自由律俳句大会作品募集)
  まつやま山頭火倶楽部
②:奈良ドットFM 報告

  奈良近郊であれば、下記「ラジコ」にて、インターネットを通して無料で
  FMラジオを聴くことができます。
  ラジコ

③:同人新刊案内
  酒本郁也「自由律句集三 磐梯」(電子書籍)


しかし、家庭用FAXでスキャンすると影ができやすいのはなんとかならないものでしょうか。。。


(文:久坂夕爾)


2020年11月8日日曜日

青穂38号が発行されました

 青穂38号が発行されました












画像は、表紙(西部香代子画)、色紙(萩原羅月)、青穂抄(無一選)

目次より本号の内容
・青穂2020年度 総会書面決議結果報告
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(黒崎渓水選)
・青穂第一句集互選互評⑩」
・エッセイ・評論
 小山貴子 「井泉水と放哉-放哉を葬る前後ー(3)」
 きむらけんじ「きまぐれ写俳日記34」
 久坂夕爾「詩はどこにあるのか③」
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 麦秋欄、同人新刊案内、お知らせ、編集後記、山頭火コーナー
・第4回尾崎放哉賞募集案内

(文:久坂夕爾)


2020年10月4日日曜日

同人の句より

直近の本誌から、私の興味を引いた句を。
気になる句があれば幸いです。
コメントは的外れ・不愉快かもしれませんが(句を読んでもらうきっかけにしたいだけですので)同人の方はご勘弁を。

産んだ児は蕗の葉に包み炎天の山道  渡辺敏正
 これは作者の土地の昔の風習でしょうか。子捨て(この風習は近年まであったと記憶しています)なのか、通常の子産みの場景なのか、無知な私にはわかりませんが、とてもリアルです。

風鈴の短冊どの本能を吊るそうか   田畑剛
青空敲けば菜の花ばかり       加藤邪呑
 「敲けば」が素晴らしい。「叩く」ではない。「問う」でもない。知らず知らず「音」の感覚を読者に意識させる。青空のなかに何があるか、敲いてみたけれど、中身は菜の花ばかり。鮮烈。

楽章終り歪な春の月に照らされる   後谷五十鈴
 「楽章」を人生の比喩と取ってしまうと少し通俗的かな、と。作者は本当に音楽を聴いていたのだと思います。音がやんで、ふと気づくと歪な月あかり。目覚めていたのか眠っていたのかわからなくなるようなよくある苦い混乱を思い起こしました。

ぼたん満開いつまで寝ているんだ   小山幸子
風のポピーやわな女は捨てました   高木架京
 「風の」の部分、多分作者としては必要だったのだと思います。とすると、ポピーは(「やわ」を捨てた今ではなく)「やわ」(過去)な方を象徴しているのではないか。

こっそりせめぎ合う割り算の余り   谷田越子
 ホールケーキを等分しようとした余りのことだと想像しました。

もう竹やぶの春風          井上敬雄
 「もう」がいいです。この2文字だけで作者の心情を類推するきっかけになる。「春風」は、轟音を伴った一瞬の強い風か。

カタカナ語が氾濫するやまいだれ   平岡久美子
 三十年くらい前ですが、やはり同じことは言われていました。カタカナ語(外来語のカタカナ表記)を氾濫させていたのは、当時の私よりはるか年上の大人たち。便所がトイレに、背広がスーツに、〇〇街ではなく〇〇タウンに。。。。。やまい(だと作者は感じている)は案外明治あたりからの現象でしょうか。

裏通り栓を抜かれた瓶と立っている  楽遊原
 ユーモラスな一光景。「栓を抜かれた」を回りくどいと見るか、作者の心情と重ねあわそうとするか、作者ならではの、いい感じに力の抜けた表現とみるか。

青空は逃げないのに不安定      伊坂恵美子
 「わかる」と一旦うなずいたのですが、「不安定」が漠然としていてモヤモヤする、という不満もあります。「逃げない」と「青空」を主語にしたことは面白いです。

ガード下夕陽をみがいていたまり子  久次縮酔
春の魚屋は雨の中にいる       伊藤風々
おとこは詐病し観音開きの闇を待つ  三好利幸
 「魚屋は雨の中にいる」「闇は観音開きの形をしている」、これは不思議な説得力を感じます。詐病、の沙汰を待っているおとこ。観音開きなのは、おとこの心情がそう感じさせるのでしょう。

手に十薬の臭い残し昼自宅      河野初恵
国捨てたおじさんに歯が無い     きむらけんじ
辿りついた鍵穴に受け入れられている 黒崎渓水
玉葱むきつつ女はだんだん無口になる 小山貴子

(文:久坂夕爾)

2020年8月30日日曜日

青穂37号よりお知らせなど

 







青穂本誌37号よりお知らせを転載します。

上:同人新刊案内
 きやらぼくの会「年間句集二〇一九 自由律俳句きやらぼく」
 酒本郁也 「呟くさよならを君が聞きかえした」
      「いしづちたろう句集」

中:山頭火ふるさと館情報
  第三回山頭火ふるさと館自由律俳句大会

下:第95回放哉忌 於小豆島 報告

(文:久坂夕爾)


2020年8月10日月曜日

青穂37号が発行されました

 



青穂37号が発行されました
画像は、表紙、青穂抄(中村勝選)、色紙(下村槐太)

ほか、

同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(高木架京選)
「青穂第一句集互選互評⑦⑧」
句会報

エッセイ・評論に
小山貴子 「井泉水と放哉-放哉を葬る前後ー(2)」
きむらけんじ「きまぐれ写俳日記33」
奥野章「草木と遊ぶ『烏瓜』」

(文:久坂夕爾)




2020年5月10日日曜日




青穂36号が発行されました
画像は、表紙、青穂抄(南家歌也子選)。

ほか、

同人作品
私の感銘句
追悼 座間の俳人 北田傀子
一句鑑賞
青穂の窓(小山貴子選)
「青穂第一句集互選互評⑤⑥」
句会報

エッセイ・評論に
小山貴子 「井泉水と放哉-放哉を葬る前後ー(1)」
きむらけんじ「きまぐれ写俳日記32」

第7回青穂大会は中止となりました。

尾崎放哉賞関連は、改めて今月中にアップします



2020年2月11日火曜日




青穂35号が発行されました
画像は、表紙、青穂抄(中村友乙選)、巣山鳴雨色紙。

ほか、

同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(吉多紀彦選)
「青穂第一句集互選互評③④」
句会報
追悼 浜松の俳人 錦織祥山

エッセイ・評論に
奥野立日十「二〇一八 きやらぼく」鑑賞
久坂夕爾「詩はどこにあるのか②」
福田和宏「私と西遊記」
きむらけんじ「きまぐれ写俳日記31」

※敬称略
 自由律俳句誌「青穂」は、次号より季刊となります。
 次の発行は五月を予定しています。

(文:久坂夕爾)

2019年12月8日日曜日

青穂34号が発行されました


青穂34号が発行されました

画像は、表紙、村尾草樹色紙、青穂抄(ちばつゆこ選)。

ほか、

同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(佐瀬広隆選)
「青穂第一句集互選互評②」
句会報

エッセイ・評論に
久次縮酔「樹林の釣り カワハギ編」
三好利幸「花野抄・第17号を味わう」
黒崎渓水「鑑賞 自由律俳句集「挿話」」
きむらけんじ「きまぐれ写俳日記30」

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2019年10月14日月曜日



青穂33号が発行されました

画像は、表紙、青穂抄(田畑剛選)。

ほか、

同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(平山礼子選)
「青穂第一句集互選互評①」
句会報
第3回尾崎放哉賞作品募集案内

エッセイに
小山貴子「放哉を訪ねて 長春その2」
きむらけんじ「きまぐれ写俳日記29」

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2019年9月8日日曜日

青穂32号が発行されています





青穂32号が発行されています。
(お知らせが1ケ月遅れてしまいました。すみません。)

順に、表紙、青穂抄、第6回青穂大会入賞句

ほか、
第2回尾崎放哉賞表彰式写真
第6回「青穂」全国大会写真
同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(黒崎渓水)
句会報
全国大会報告
エッセイに
小山貴子「放哉を訪ねて 長春その1」
 きむらけんじ「きまぐれ写俳日記28」

※第2回尾崎放哉賞が決定しています!
 結果についてはこちらをご覧ください

入賞句のなかで私が印象に残った句は
・そこから何かがはじまる穴ひとつ掘る 久光良一
・赤い靴買うここは反撃のまち     小笠原玉虫

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2019年6月18日火曜日

青穂31号が発行されました

青穂31号表紙














山頭火「うしろすがたのしぐれてゆくか」

青穂抄 田中昭雄選

























































青穂31号が発行されました。

順に、表紙、山頭火色紙、青穂抄

ほか、
同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(高木架京)
エッセイに
 立日十「草木と遊ぶ燕子花」
 小山貴子「放哉を訪ねて 大連 その3」
 きむらけんじ「きまぐれ写俳日記27」

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2019年5月18日土曜日

同人句抄(青穂30号より)

青穂30号から少し同人の句を紹介します。


肋軟骨にピシリと冬の星落ちる 奥野立日十
 電気が走ったような骨の痛み。雷ではなく冬の星にしたところがミソだと思います。

よろけて入る母の名のスナック きむらけんじ
親知らず残らず抜けて鬼になる 平岡久美子

大根鍋の底で念仏唱えている 秋生ゆき
ノイズ真二つ西瓜かな 伊藤静雄
一月も終わる納棺師の白いハンカチ 小山幸子
青年銃の重さを知らず雨もよう 三好利幸
小さな窓が雨降るだけで暮れてしまう 高木架京
寒蜆ぜったいに本音は吐かない 田畑剛
思えばすべてたそがれの酒 久次縮酔
耳の中の大空が船出する 加藤邪呑


(文:久坂夕爾)

2019年4月14日日曜日

青穂30号が発行されました


青穂30号が発行されました。
上:三好草一(1908~2003)色紙
下:青穂抄 今回の選は高村昌慶

第2回尾崎放哉賞発表
 入賞作および、全作品が載っています。

ほか、
同人作品
私の感銘句
一句鑑賞
青穂の窓(小山貴子)
エッセイに田中昭雄、小山貴子、きむらけんじ

第6回青穂大会は6月1日岡山にて開催されます。
住宅顕信を世に広めるために尽力された池畑秀一氏(岡山大学名誉教授)
の講演が予定されています。

前にも書きましたが、
住宅顕信の映画が公開されますので、
(クラウドファンディングの結果が気になるところですが)
そのお話しも出るかと思われます。

※敬称略

(文:久坂夕爾)

2019年2月11日月曜日

青穂29号


 青穂29号が発行されました

左は住宅謙信の色紙

「夕が冷たい音落した」
青穂抄、今回の選者は高橋恒良




















他、
・青穂の窓 吉多紀彦
・一句鑑賞、句会報
・内田サヨ、小坂みゆき 追悼 遺句抄
エッセイ
・放哉を訪ねて 大連その1 小山貴子
・きまぐれ写俳日記(25) きむらけんじ


内田サヨ様、小坂みゆき様のご冥福をお祈りいたします

ピンクの帽子春風に押されペダルが軽い 内田サヨ
青い柿の実ポトンと落ちて一生 
静かな日々をあつめて山栗落ちる    小坂みゆき
開拓の挽臼に光さす冬の庭


※敬称略


2018年12月15日土曜日

青穂28号

青穂28号が発行されました。

 28号表紙








青穂抄。今回の選は高鳥城山。









青穂の窓(役員による一句鑑賞)は佐瀬広隆。
私の感銘句、同人による一句鑑賞、句会報、
きむらけんじ連載エッセイ「きまぐれ写俳日記24」など。

購読希望の方は、右上スリットの「問い合わせ」欄より入力してください。

※敬称略

※あらためてページ説明
 ・右側スリットの「問い合わせ」欄に入力して送信すると、ブログ管理者にメール配信されます。質問や購読希望などに。
 ・同じく右側スリットの各項目をクリックすると、青穂ホームページやその他のリンク先などに飛ぶことが出来ます。
 ・「ラベル」欄をクリックすると、その文言に関連した記事を読むことができます。
 ・ブログに掲載された写真をクリックすると拡大表示されます。
 ・記事最後の「○件のコメント」をクリックすると、その記事に対するコメントができます。


(文:久坂)



2018年10月12日金曜日

青穂27号が発行されました。

 青穂27号の表紙














こちらは、同人交代による15句選
青穂抄
クリックすると拡大できます。













今月はもう一つニュースが。
青穂第一句集が発行されています。


これは後ほど、というか、後日、アップします。
各同人の一言付きの自選19句。



(文:久坂)


2018年9月3日月曜日


青穂26号より、「青穂抄」を紹介します。
これは、交代で行う同人による15句選です。






お知らせが遅くなりましてすみません。
青穂26号が発行されました。


今回は、いつもの内容に加え、
第1回尾崎放哉賞の表彰式の模様、
6月に行われた、第5回青穂大会(at大阪)の報告など。。

第1回尾崎放哉賞の受賞作については、
右側スリットの「尾崎放哉賞」をご覧ください。