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2018年10月23日火曜日

「放哉、山頭火」と私たち

私たちの師系である荻原井泉水が創刊した「層雲」には多彩な人材が割拠していましたが、なかでも圧倒的な存在感を誇るのが尾崎放哉と種田山頭火です。後輩の私たちのなかでも、「ホウサイ、イノチ!」「サントウカ、ダイスキ!」あるいは「両方スキ!」と様々なのですが、どちらが好きか、ということを宣言するということは、大げさに言えば、自身の俳句観や人生観を宣言するようなものです。放哉・山頭火の名前を言ったあとには必ず「どうして?」と聞かれますので、単に趣味嗜好だけの話にとどまりません。一般には「動の山頭火、静の放哉」とか「大衆に根をはる山頭火、インテリ層の放哉」などともいわれますが、世間のメディアでの露出度は、山頭火の方がやや多いと思われますので、「山頭火から入って放哉を知り、結局、両方にハマる」という人が多いのではないでしょうか。そしてそのあとには、海藤抱壺や橋本夢道など、魅力的な人物が控えていますので、更なる深みにハマる可能性大!さあ、みなさんも私たちと一緒に、「深み巡り」をしませんか?

(文:黒崎)

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