お知らせ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 見本誌の請求や記事内容への問い合わせなどは「問い合わせフォーム」をご利用ください。 Twitterへのリンクを張りました。右側スリットにあります。

2025年5月28日水曜日

第九回尾崎放哉賞募集開始しています



第九回尾崎放哉賞の募集が始まっています。

興味のある方は、下のリンクをクリックしてみてください。

尾崎放哉賞のサイト


ご応募、お待ちしています。


※前回より、一般・高校生の区別がなくなっています。

ただし、投句料については、高校生であることがわかれば半額の千円となり、投句数の制限もありません。詳細は、上記ホームぺージの「ご案内はコチラ」をクリックしてご覧ください。

(文:久坂夕爾)




2025年4月28日月曜日

最近のネット記事から

最近のネットの記事から、目に留まったものを紹介。


病気が進んでかなり痩せてきた晩年の放哉の句に、こういう句がありました。

肉がやせてくる太い骨である

骨ばったからだの「実感」、つまり「死」に近い「実感」としては、やはり骨は「太い」のでしょう。(これを頭で考えて「痩せた状態」を句にしようとすると「細い」などと書いてしまうところ。)そして、亡くなった人がこう書いたものを生きている私たちが見つけると、この「太さ」は、死者の「生」そのもののように思えるのは皮肉なことです。


著者の頭木 弘樹氏はカフカの著作をいくつか出されています。巻末には俳人九堂夜想氏との対談もあるようで、カフカのフィクションの使い方が好きな私にはなかなか興味を惹きます。ちなみに、カフカが俳句を書いているわけではなく、短詩・短文・短いアフォリズム文などを(カフカはこうした文章が多い)集めた書籍のようです。
頭木 弘樹編/中央公論新社


小森裕之という方のブログ。「自由律俳句誌きゃらぼく」の代表で「青穂」役員でもある三好利幸氏との出会いやそれをきっかけにした句作活動などが綴られています。私のようにマイペースで怠け者の創作者からすると、まぶしいですねえ。


最近は五七三の韻律で俳句を書いておられるマブソン青眼氏。この韻律のことを、氏はこう書いている。
 ヨーロッパ近代文学の詩歌は同じ長さの詩句(アレクサンドランなど)を重ね、一神教ならではの直線的な時間意識を表現する。五七五は仏教ならではの周期的な時間意識を表現する。それなら、五七三はやはり螺旋、アニミズムの時間意識であろう。
 本稿の前半でふれたオントロジー論を当てはめて言えば、対等な詩句の西洋長詩はもちろんナチュラリズムの世界観であり、五七五は万物の内面と外面をカテゴリー化するアナロジスム(題詠、有季定型のカテゴリー)、あるいはもっと自由な傾倒の「二重写し」を詠うアニミズム俳句の世界観が見られる。後者には本来、左右非対称の螺旋型の韻律のほうが合うのでは、と私は思う。

五七三の韻律が「螺旋型」なのかどうか、私の腑に落ちるには時間を要するのですが。。ただ、五七五の韻律はまるで柴犬のしっぽのようにくるんと元に戻ってしまう感覚を覚えることはあり、自由律のなかに五七五の韻律があると物足りなさを覚えることはありますね。この表現内容だったら、もっと口語の語尾に特有の、飛んだり跳ねたり黙り込んだりするニュアンスを生かしてもいいのではないか、最後を五文字で終わらせる必要はないのではないか、と。

万の春瞬きもせず土偶
土器の腰抱けば吹雪の熱さ
2024年句集「縄文大河」(本阿弥書店)


(文:久坂夕爾)


2025年3月30日日曜日

第8回 尾崎放哉賞決定!

 第8回 尾崎放哉賞が決定しています。


<一般の部>

尾崎放哉大賞

 生家の栗の木は貉に任せてある        信 典

春陽堂賞

 月を砕いて夜に染まり切らない川       松尾  貴

優秀賞

 悼むには明るすぎる星が流れる        石井 一草

 ビーチサンダルひとつ裏返って太平洋     一の橋世京

 白い靴退屈を蹴った汚れ           大山 まる

 どのテレビもガザの子が泣く電気屋      本山 麓草

 君がいない余白に花を植える         森下 紙魚

敢闘賞

 海月だらけ雨の街              大坪 有佑


【第八回尾崎放哉賞選者】

自由律俳句結社『青穂』役員:

  小山貴子、黒崎溪水、平山礼子、高木架京、平岡久美子、三好利幸


皆様受賞、おめでとうございます。

表彰式が五月の青穂大会にて行われます。

他の入賞句については、尾崎放哉賞のホームページにてご確認ください。

尾崎放哉賞


(文:久坂夕爾)

2025年2月24日月曜日

青穂55号が発行されました。


  


 青穂55号が発行されました。

画像は上から順に、表紙、自由律俳人の墨蹟(比呂)、青穂抄(伊藤風々選)。

目次より本号の内容
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(平山礼子選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句16        薄井啓司
 私と自由律俳句17           草場克彦
 三好利幸自由律俳句集Ⅵ鑑賞       楽遊原
 「ならドットFM」から③        小山貴子
 青穂第二句集より①           渡辺敬子選
 俳人阪本四方太④            小山貴子
 自由律俳人・和田光利の歩み(その二)  菅原誠
 旧会津藩士たちの「斗南藩」②      渡辺敏正
 「きまぐれ写俳日記51」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記
・第十二回「青穂」全国大会(東京)のご案内


(文:久坂夕爾)


2025年1月13日月曜日

引っ越し

 


あけましておめでとうございます。


私事ですが、引っ越し中です。

昨年母が高齢者施設に入居したことに伴い、実家の整理、また、近く(車で5分くらい)に棲んでいた私が代わりに実家に移り住むことになりましてその作業、とバタバタする日々が続いております。引っ越しも業者に頼まずに自力で何往復もしながら。

思えば、これで引っ越しは何回目なんだろう、と数えてみたら、(フリーランスの時の住居兼事務所も含めば)13回目でした。今回は実家の荷物の整理が一番大変なのですが、普段(?)一番面倒臭いのは溜まった本の箱詰め・棚入れですねえ。引っ越しのたびに不要な本を売っているにもかかわらず、いつの間にか以前よりも増えているという。。。。

箱詰めしながら、ああ、これは面白かったなあ、とか、これまだ読んでいないなあ、とか、とっておくかどうしよう、などと思いつつ作業してしまうので、時間もかかるんですね。

上記写真は、そんな箱詰めのときにふと手に取った一冊。現代詩手帖2010年6月号、短詩型新時代ーー詩はどこに向かうのか。詩の商業誌は俳句・短歌への目配りがきちんとあるのですが、俳句・短歌の商業誌・結社誌はどうなんだろう、詩人は「詩・短歌・俳句」を短詩の3詩形としてとらえることも多いけれど、歌人・俳人はあまりそういうことを考えないのではないか、そんなことを思いつつ。

この記事に掲載された俳句の選は高柳克弘氏ですが、「私だったらこれを選ぶ」と高山れおな氏もゼロ年代の俳句100選をしており、確か詩歌梁山泊のサイトにあったはず。その高山れおな氏の選およびコメントがとても良かったことを覚えています。


(文:久坂夕爾)





























2024年11月12日火曜日

第八回尾崎放哉賞の締切が迫っています。今月30日必着です。

 

第八回尾崎放哉賞の締切が迫っています。

今月11月の30日が必着となります。

詳細は下記放哉賞のサイトでご確認ください。

尾崎放哉賞のサイト


たくさんの応募をお待ちしております。



2024年10月28日月曜日

青穂54号が発行されました。

 




青穂54号が発行されました。
画像は上から順に、表紙、自由律俳人の墨蹟(藤後左右)、青穂抄(伊藤人美選)。

目次より本号の内容
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(黒崎渓水選)
・エッセイ・評論
 私と自由律俳句16           黒崎渓水
 俳人阪本四方太③            小山貴子
 自由律俳人・和田光利の歩み(その一)  菅原誠
 「ならドットFM」から②        小山貴子
 「きまぐれ写俳日記50」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記
・第八回尾崎放哉賞募集案内

---------------------------------------------------------------------

第八回尾崎放哉賞募集中です!。締め切は11月30日必着。

応募お待ちしております。下線部分をクリックしてください。


---------------------------------------------------------------------
(文:久坂夕爾)


2024年9月23日月曜日

詩人のエッセイ

 



 詩人・俳人のエッセイをときおり読みます。詩論や俳論は、どうも空中戦(観念的)になりがちで、それはそれでいいのですが、私には詩人・俳人が日々の暮らしのなかで詩や俳句とどうつながっているのか、のほうが興味があるようです。
 ただね、世間擦れしすぎているというか、もっというとテレビのお涙ちょうだい的な経験主義的・精神主義的なものも多くて、これはこれで読んでいるとつらいものがあります。詩人・俳人がこんな感想でいいのか、と思ってしまうこともあります。

写真の3点は、左から。長田弘「幼年の色、人生の色」、小津夜景「カモメの日の読書」、小笠原鳥類「吉岡実を読め!」。最近読んだおすすめ。3点目は評論といったほうが良いかも知れませんが。


長田弘はつい先年亡くなってしまいましたが、詩人にはめずらしく(?)エッセイの文章がいいです。みすず書房から詩集やエッセイが何冊も出版されていますね。みすず書房のような(詩歌ではない)専門出版社から詩人の書くものが複数出版されているのはめずらしいのではないでしょうか。みすず書房が好きな出版社となったきっかけは、なんといっても「チーズとうじ虫 16世紀の一粉挽屋の世界像」。中世でも古代であっても、人は生きて、その暮らしと世界や宇宙や技術というものは同じ平面でつながっているのだと思い知らされたような気がするのです。

小津夜景は、このサイトを訪れるような方でしたらご存じの方も多いはず。句集『フラワーズ・カンフー』(ふらんす堂)で田中浩明賞を受賞。この句集、というよりも詩集(漢詩・短歌も収録しています)、は私も持っています。いつだったか、東京での文学フリマ(フリーマーケット)に顔を出した際、週刊俳句のブースの方に強く推されて買い求めたものです。先日ネット配信していた、芥川賞作家の吉村萬壱(「死者にこそふさわしい場所」など)との対談を見逃してしまって、惜しいことをしました。

小笠原鳥類は、現代詩の第一人者と目される方ですね。吉岡実もそうですが、ことばが先行して、しかも長い詩は基本的に好まないのですが、ただ、こういう方が詩をどう考えているか、吉岡実の詩をどう読んでいるか、はとても参考になりました。
「詩人たちはことばについてとても不勉強だ」、というのは私を含めその通りだな、と思いますね。俳人も同じく。また、「立原道造は決して『青春の詩人』(というようなカテゴリに入る詩人)などではない」「宗左近の文章はいい」という箇所は大きくうなづいてしまいました。

---------------------------------------------------------------------

第八回尾崎放哉賞募集中です!。締め切は11月30日必着。

応募お待ちしております。下記の下線部分をクリックしてください。


---------------------------------------------------------------------
(文:久坂夕爾)


2024年9月2日月曜日

いまぞ熾(さか)りつ 松尾あつゆき

原爆によって家族を亡くした自由律俳人・松尾あつゆきの人生・創作を追った「いまぞ熾(さか)りつ」が発売されました。

これは、上野啓祐氏によって昨年から今年にかけて信濃毎日新聞に連載された記事に加筆されたものです。山頭火との交わりも少しあります。

興味がありましたら、お手に取ってみてください。amazonのリンクを張っておきます。

「いまぞ熾(さか)りつ」信濃毎日新聞社



降伏のみことのり、妻を焼く火 いまぞ熾(さか)りつ

なにもかもなくした手に四枚の爆死証明

炎、子のいまわの水をさがしにゆく

---------------------------------------------------------------------

第八回尾崎放哉賞募集中です!。

是非チャレンジしてみてください。下記の下線部分をクリック。

第八回尾崎放哉賞

---------------------------------------------------------------------

(文:久坂夕爾)



第八回尾崎放哉賞募集中です 締切は2024年11月30日 メールでの応募も可能です

 

第八回尾崎放哉賞の募集中です。下のリンクをクリックしてください。

尾崎放哉賞

是非ご応募ください。


※前回の募集要項から変更があります、

 今回より、一般・高校生の区別がなくなりました。

 ただし、投句料については、高校生であることがわかれば半額の千円となり、投句数の制限もありません。詳細は、上記ホームぺージの「ご案内はコチラ」をクリックしてご覧ください。


(文:久坂夕爾)


 

2024年8月12日月曜日

青穂53号が発行されました。


青穂53号が発行されました。


画像は順に、表紙、同人新刊案内・お知らせ、青穂抄(伊藤清雄選)
      第八回尾崎放哉賞募集案内

目次より本号の内容
・第十一回青穂全国大会(大阪)
・第七回尾崎放哉賞表彰式
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(高木架京選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句15        加藤邪呑
 私と自由律俳句15           萱沼良行
 俳人阪本四方太②            小山貴子
 伊藤みどり自由律俳句集『青葉あかり』(昭和63年刊)を読んで
                     早舩煙雨
 「ならドットFM」から①        小山貴子
 「きまぐれ写俳日記49」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記
・第八回尾崎放哉賞募集案内

 


(文:久坂夕爾)

2024年7月21日日曜日

青穂第二句集より同人の句を紹介します(2/2)

 


今年三月に発行された「青穂 第二句集」より、同人ひとり1句のかたちで紹介します。(五十音順) ※前回の続きです

なお、本句集は全国の図書館に寄贈されています、図書館で検索してみてください。また実際に手に取ってみたい方は、問い合わせフォームより連絡いただければ、多分お売りできると思います。メールアドレスと「第二句集送ってください」の一言だけいただければ、折り返しご連絡いたします。


島田茶々    後退りもうできないよ曼殊沙華

鈴木しのぶ   バス停に立っているまだ母の顔

高木架京    欲望がはらりと崩れるチューリップ

高鳥城山    冷えた汁をすする師走となる

高橋恒良    津波の浜にハマナスの花一番乗り

高村昌慶    蜜柑色の風が吹く 病室の窓開けておく

田中昭雄    雨後の土の臭いをした女

谷田越子    ヒラヒラひらがな座っていく秋のベンチ

田畑剛     抱かせてもらう赤子うつくしい鬼になれ

ちばつゆこ   かあちゃんと言いたそうな目で子犬

中村友乙    妻一語吾一語にて足るコロナ禍の食事

南家歌也子   ため息ひとつすずめ庭に来ている

橋本登紀子   ぽつんと石に掛けて石になってみる

早舩煙雨    遠雷あなたの脚は湖になり

久光良一    逃げ道も回り道もないあとはまっすぐ

平岡久美子   断捨離の恋愛小説ひとくくり

平山礼子    日盛りの廃校に犀が来ていた

福田和宏    ラブラブか介護か 

宮内天正    大葉ゆれる 谷風にあらず尺取虫

三好利幸    あおぞらになきながらおりがみの兵卒

ゆきいちご   鰯雲一つだけ蝶に生まれかわる微風

弓削酔魚    ここらでひとつ好きな言葉で生きていく

吉多紀彦    外の時間動かしている蝶ひとつ

楽遊原     見せてはいけないところがひとつも無い犬で

渡辺敬子    冬の陽を使い切ってるアジの干物

渡辺敏正    流氷の音から古里が出てきた


(選、文:久坂夕爾)


2024年6月18日火曜日

青穂第二句集より同人の句を紹介します(1/2)


今年三月に発行された「青穂 第二句集」より、同人ひとり1句のかたちで紹介します。(五十音順)

なお、本句集は全国の図書館に寄贈されています、図書館で検索してみてください。また実際に手に取ってみたい方は、問い合わせフォームより連絡いただければ、多分お売りできるかと思います。メールアドレスと「第二句集送ってください」の一言だけいただければ、折り返しご連絡いたします。

秋生ゆき    売れ残りのポインセチアとバスに乗る

幾代良枝    どこかでだれかがわらったあおぞら

伊坂恵美子   魚の眼を子じっと覗き込む

一の橋世京   蜩落ちて蟻も来ない通夜

伊藤静雄    鳳仙花クリック季の消失点

伊藤人美    足搔いている女に席ゆずられる

伊藤風々    花曇り歯抜けの友に会う

井上敬雄    もう竹やぶの春風

いまきいれ尚夫 ゆったり浸かって湯の中のあした

岩淵幸弘    白帽白ワンピースの君向日葵のうらの模造中毒

薄井啓司    野に花かんむりの置かれたまま

大軒妙子    秋日和こっそり無作法にシュークリーム

大山まる    汚れた足洗う5時の言い訳

荻島架人    二人に似た花を二人で見ている

奥野立日十   影踏まれ鬼となりまた影をふむ

小山幸子    パンツ忘れた少年が春を連れてくる

折口朋子    仏塔に闇せり上げる火祭り

加藤武     私のコロナ感染夏の甲子園準決勝から

菅沼良行    嘘がカラカラとグラスを回る

河野初恵    うそ泣きする孫と知恵くらべ

きむらけんじ  父は家出て廊下にこおろぎがいる

久坂夕爾    永遠は蛾を焼く火

草場克彦    なんで中村君と大原君が遊んでるの

黒崎渓水    波の数の地球の履歴

後谷五十鈴   吹雪く夜の外灯は漁火一片の執念

小山貴子    蟻二匹我が家に入る我が家のように

近藤健     故郷に墓ぽつり雪の降る

酒本郁也    浜に座れば暗い海が見え出す

佐瀬風井梧   手ぶらで花のみち空のみち

汐海治美    萩の階段ジャンケンの数だけ降ってくる


次回、残りの26人分を掲載します。

(選、文:久坂夕爾)


2024年5月19日日曜日

青穂52号が発行されました。









 青穂52号が発行されました。


画像は順に、表紙、青穂抄(伊坂恵美子選)尾崎放哉色紙、同人新刊案内
      第七回尾崎放哉賞発表①②

目次より本号の内容
・第七回尾崎放哉賞発表
・追悼 浜松の俳人 大軒妙子
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(小山貴子選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句14        吉田紀彦
 私と自由律俳句14           中村友乙
 田村梯夫氏『「恩愛の碑」-戊辰戦争秘話-』を読んで②
                     渡辺敏正
 「きまぐれ写俳日記48」        きむらけんじ
 俳人阪本四方太①            小山貴子
・一句鑑賞
・句会報
・同人新刊紹介
・そのほか
 麦秋欄、お知らせ、編集後記、名刺交換
 第十一回青穂全国大会(大阪)


(文:久坂夕爾)


2024年4月22日月曜日

ブログ20000アクセスありがとうございます

いつも訪問ありがとうございます。

本ブログのアクセス数が、開設以来20000アクセスを超えていました。




以下にアクセスの多い記事の一覧を載せています。

・黒崎渓水さん執筆のヨルシカの記事がやはり強いです。今後もアクセスが伸びると思われます。

文学・芸術系作品/作家は、娯楽系作品に引用・転用・模倣されて一般に流布していくようなところもありますので(マンガ・文藝ストレイドッグスや、以前現代詩の一節を引用した歌詞などがあったように。アニメでも悪の華-ボードレールの詩集名が由来-という作品がありました。曽根富美子「含羞-はじらひ- わが友中原中也」も有名ですね。)、尾崎放哉や自由律俳句が広まるきっかけになると良いですね。

※文学/娯楽の区別は結構あいまいなので、便宜上だと思ってください。


・青穂第1句集がコンスタントに閲覧されているようです。多分、本誌同人の作風の幅は、放哉賞や尾崎放哉のイメージだけで考える作風の幅よりも、かなり広いのではないでしょうか。今月、第2句集が発行されましたので、近いうちに1人1句の形で掲載する予定です。

・個人作家については、飯島翠壺洞、宗左近、清水哲男、河本緑石、家木松郎の記事や句抄が。載せたい作家はまだまだいるのですが、ぼちぼちチョイスして掲載していきますので、ご期待ください。本誌からの転載記事「記憶に残る俳人・俳句」も見ていて楽しいので、こちらもよろしくお願いします。








過去の記事については、右側スリットの下のほうに、キーワード別、年月別に辿れますのでご利用ください。
今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。青穂正式のホームページやtwitterも、右側スリット上から行けますのでどうぞ。


(文:久坂夕爾)