第7回 尾崎放哉賞が決定しています。
<一般の部>
尾崎放哉大賞
月を青くして誰もいないふる里 いまきいれ尚夫
春陽堂賞
両手の団栗こぼしながら駆けてくる 宮澤 省子
優秀賞
大人びてゆく液晶のなかの教え子 明 大
墓にまっすぐ見られながら立ち去る 楽遊原
バス停に子を降ろして稲刈機は去る 田畑 剛
背中の淋しさを見られながらおいとまする 久光 良一
秋がこぼれきって葉の先 古関 聰
敢闘賞
空振りする息子をした日もあった 小石 遥也
<高校生の部>
最優秀賞
同じ世界を見るために少し猫背になる 遠藤 涼太
(埼玉県立滑川総合高等学校)
【第七回尾崎放哉賞選者】
自由律俳句結社『青穂』役員:
小山貴子、黒崎溪水、吉多紀彦、平山礼子、高木架京、平岡久美子、三好利幸
受賞、おめでとうございます。
他の入賞句については、尾崎放哉賞のホームページにてご確認ください。
(文:久坂夕爾)
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