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2019年1月26日土曜日

きやらぼく若手作家競詠


自由律俳句誌「きやらぼく」新年号特集にて、
若手作家競詠。

寄稿者は、
日下部直起
本間とろ
久坂夕爾
正木かおる
若木はるか
月野ぽぽな
松尾貴
杉本ゆきこ
馬場古戸暢

ありがたいことに、私も寄稿させていただいています。
少しだけ作品を紹介します。

水の音だった鍵盤からこぼれる     日下部直起
街を化け物のように見上げる      本間とろ(青穂同人)
缶詰に身の脂、あ、あ、あ、あふれて  久坂夕爾(青穂同人)
雪だるまひとつ置いて本日休業     正木かおる
電波塔は鳥籠 閉じこめ放つ幾億のうた 若木はるか
ともだちの手紙の字風邪ひいている   月野ぽぽな
立ち止まっても流されている      松尾貴
擦りきれた夢捨てるシマウマ海岸    杉本ゆきこ
夜が近づくにおいと帰る        馬場古戸暢


きやらぼくは鳥取の自由律俳句誌
発行後にバックナンバー(PDF)としてサイトにアップされます。

http://kyaraboku.blogspot.com/


作者自身の情動をストレートに感じさせる、若木・松尾・馬場氏に対し、
月野・本間氏はひと呼吸おいて自分を見つめているように思えます。

自然(外界)を表現しようとする方では、
印象主義的な日下部氏や、私(久坂)など。

是非、上記きやらぼくのサイトで、ご覧ください。


(文:久坂夕爾)


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