青穂49号が発行されました。
お知らせ
2023年8月5日土曜日
青穂49号が発行されました。
2023年7月8日土曜日
ツイッターもやってます。
あらためて、の紹介ですが、「青穂」ではTwitter(ツイッター)もやってます。
そのTwitterにて、ならドットFMの「俳句で漫歩」コーナーから転載する形で、自由律俳人を紹介する記事を始めました。
「俳句で漫歩」は、青穂の小山代表が、自由律俳句に馴染みのない方でも親しみやすい句を紹介・説明するコーナーです。
最近Twitterで紹介されたのは以下の俳人。
・荻原桂子
・滝井折柴
・安斎桜磈子(あんざい おうかいし)
・横山林二
下の青字をクリックすると、それぞれTwitter、Youtubeのページにとびます。(それぞれ、アカウントのない方は登録が必要です)
見逃しのないよう、是非フォローしてみてください。このページ右側のスリットにもリンクを張りました。
ならどっとFMの「俳句で漫歩」はyoutubeにもあります。興味のある方はお気に入り登録してみてください。最新のアップは6月27日。
(文:久坂夕爾)
2023年6月10日土曜日
第7回尾崎放哉賞募集受付中!
2023年5月5日金曜日
青穂48号が発行されました。
青穂48号が発行されました。
2023年4月29日土曜日
ドライブ・マイ・カー
先月の目の手術による不快感・不調がようやくおさまりつつあります。
ひと頃話題になった映画「ドライブ・マイ・カー」(監督:濱口竜介、脚本:大江崇允)をamazonプライムでようやく見る。いい映画でした。
本筋は妻を失った男の物語なのですが、そこに、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」、亡き妻がベッドでつぶやいた物語(前世がヤツメウナギの少女のエピソード)が絡んできます。異なる物語が平行するさまは、ああやっぱりこれは村上春樹だ、と思わせました。
特に車の中の描写がよかった。専属のドライバーが後部座席の主人公を目だけで追う姿、夫である自分でさえ知らない、妻の物語の続きを語る青年の顔、たばこの灰を飛ばすためにサンルーフにのばした二つの手。
実は、「ワーニャ叔父さん」は、若かったころの私にはとてもわかりにくい話だったのです。なぜワーニャ叔父さんはピストルなんて持ち出して騒ぎ、あまつさえ自殺まで考えたのだろう、そこがよくわからず、登場人物の心情にうまくついていくことができずに投げ出した記憶があります。映画のあと再度読み直したのですが、今度は心情を理解できたと思います。昔わからなかったものを再読したとき、私はいったい今まで何を読んでいたのだろう、と、愕然とすることは時折ありますよね。最近では井筒俊彦の「意識と本質」など。
チェーホフを「余白の多い作家」とどこかの評論家が言っていたのを思い起こします。そして、村上春樹も(特に短編は)余白の多い、悪く言えばほのめかしの多い作家です。(「象の消滅」なんて面白くて好きですけどね。)
ところで、「ドライブ・マイ・カー」の3つの物語のなかで、現実の不可解さ・やるせなさを強烈に私に伝えてきたのは、完全にフィクションであるヤツメウナギの少女のエピソードでした。また「ドライブ・マイ・カー」はビートルズの曲名だと思いますが、同じくビートルズの曲名が題名になっているかつ映画にもなったものに「君の鳥はうたえる」(and your bird can sing)という小説があります。佐藤泰志。こういう小説が書きたかったと思わせるほど「海炭市叙景」はいい短編でした。
(文:久坂夕爾)
2023年3月25日土曜日
2023年3月4日土曜日
第6回尾崎放哉賞決定
第6回尾崎放哉賞が発表されました。
<一般の部>
◆大賞
母の内にあるダムの静けさ 田中 佳
◆春陽堂賞
和音のように揺れあって光は春になる 久我 恒子
<高校生の部>
◆最優秀賞
フラスコの中ぎゅうぎゅうの都会 信田 龍之介
そのほかの入選句は、尾崎放哉賞(第1~6回) をご覧ください。
!第7回より、放哉賞告知サイトおよび、応募要項などの変更があります!
(文:久坂夕爾)
2023年2月19日日曜日
2023年1月22日日曜日
2022年12月23日金曜日
青穂46号よりお知らせなど
2022年12月14日水曜日
2022年11月27日日曜日
2022年11月12日土曜日
青穂46号が発行されました
2022年10月30日日曜日
第6回尾崎放哉賞 締切(11月30日)まであと1か月を切りました。メールでの応募もできます。
第6回尾崎放哉賞の締切は11月30日。
締切がせまってきました。
クリックすると、尾崎放哉賞のページにジャンプしますので、
応募要項など、確認してみてください。
メールでの投句もできます。
是非、ご応募ください。
(文:久坂夕爾)
2022年10月10日月曜日
青穂大会・尾崎放哉賞授賞式でのこと「尾崎放哉とヨルシカ」(4)
またまた、ヨルシカの続きです。
前回、井伏鱒二や正岡子規などに言及したヨルシカのインタビュー記事を引用しましたが、奇特な方がいるもので、ヨルシカ関連で作家を知った若者向けに、原典を紹介するというまとめ記事のサイトがありました。
何と素晴らしいことでしょう。
入口がバンドの楽曲だけど、「何だろう」と思って、インスパイアした作家の原典に行き着く。そしてそのうちの何人かは、その作家の原典を手にすると思います。そしてそしてそのうちのまた何人かは、放哉や山頭火の著作を手にするはずです。新しい時代の「辿り着き方」だと思います。そしてそのまた何人かが実際、句を作ってくれると、とてもとてもありがたいです。
もし、もしもですが、「ヨルシカ 尾崎放哉」でここ(青穂)に辿り着いた方、必ずご一報ください。
奥深い自由律俳句の世界へとご案内いたします。
放哉研究の第一人者であるうち(青穂)の代表も「若い人々に放哉が支持されて歌詞に盛り込まれるなんて、放哉本人もびっくりだと思います」と言っていました。
以下引用
音楽をきっかけに、文学に興味を持った人へ
(文:黒崎渓水)