お知らせ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ヘッダ写真はアルプス穂高岳。 見本誌の請求や記事内容への問い合わせなどは「問い合わせフォーム」をご利用ください。 Twitterへのリンクを張りました。右側スリットにあります。

2023年8月5日土曜日

青穂49号が発行されました。

 




青穂49号が発行されました。


画像は順に、表紙、青穂抄(渡辺敏正選)、青穂全国大会受賞句。

目次より本号の内容
・第十回青穂全国大会・第六回尾崎放哉賞表彰式
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(高木架京選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句11        佐瀬風井梧
 私と自由律俳句11           田畑剛
 「きまぐれ写俳日記45」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 お知らせ、編集後記
 第七回尾崎放哉賞募集案内
 『青穂第二句集』募集案内


(文:久坂夕爾)



2023年7月8日土曜日

ツイッターもやってます。

あらためて、の紹介ですが、「青穂」ではTwitter(ツイッター)もやってます。


そのTwitterにて、ならドットFMの「俳句で漫歩」コーナーから転載する形で、自由律俳人を紹介する記事を始めました。

「俳句で漫歩」は、青穂の小山代表が、自由律俳句に馴染みのない方でも親しみやすい句を紹介・説明するコーナーです。

最近Twitterで紹介されたのは以下の俳人。

・荻原桂子

滝井折柴

安斎桜磈子(あんざい おうかいし)

横山林二


下の青字をクリックすると、それぞれTwitter、Youtubeのページにとびます。(それぞれ、アカウントのない方は登録が必要です)

見逃しのないよう、是非フォローしてみてください。このページ右側のスリットにもリンクを張りました。

『青穂』自由律俳句結社Twitter


ならどっとFMの「俳句で漫歩」はyoutubeにもあります。興味のある方はお気に入り登録してみてください。最新のアップは6月27日。

youtubeかえいチャンネル


(文:久坂夕爾)


2023年6月10日土曜日

第7回尾崎放哉賞募集受付中!

 





第6回の尾崎放哉賞発表の本誌記事転載
上:放哉賞高校生の部
中:放哉賞一般の部
下:本誌よりお知らせ

応募句はすべて、「青穂」本誌に掲載されます。

第7回尾崎放哉賞の募集も始まっています、
※第7回より、高校生の部は
『エクセル添付のメールのみ受け付け』と変更になっています。
注意してください。

詳しくは、下記を参照してください。

たくさんの応募、お待ちしております。


放哉賞とは関係ないのですが、
信濃毎日新聞にて、自由律俳人松尾あつゆきの記事の連載が先ごろ始まっています。
長野県内在住でご興味のある方はぜひお読みください。
(たしか県外でも取り寄せできた気が。。。できなかったらすみません。)
原爆詩集の峠三吉や原民喜は有名ですが、俳句で被爆体験を高い水準で作品化した方です。

これも関係ないのですが。というかどうでもいい話ですが、
中・高校生時代、私は新聞配達をしていまして、信濃毎日新聞の専売所に毎日通っておりました。


(文:久坂夕爾)

2023年5月5日金曜日

青穂48号が発行されました。





青穂48号が発行されました。


画像は順に、表紙、自由律俳人の筆跡(伊藤雪男)、青穂抄(渡辺敬子選)。

目次より本号の内容
・第六回尾崎放哉賞発表
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(黒崎渓水選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句10        河野初恵
 私と自由律俳句10           久光良一
 『後谷五十鈴 自由律俳句集』鑑賞    黒崎渓水
 <<忘れえぬ女>>
  イワン・クラムスコイ画        奥野立日十
 「きまぐれ写俳日記44」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 お知らせ、編集後記
 第十回青穂全国大会(東京)ご案内
 『青穂』第二句集募集案内


(文:久坂夕爾)

2023年4月29日土曜日

ドライブ・マイ・カー


先月の目の手術による不快感・不調がようやくおさまりつつあります。


ひと頃話題になった映画「ドライブ・マイ・カー」(監督:濱口竜介、脚本:大江崇允をamazonプライムでようやく見る。いい映画でした。

本筋は妻を失った男の物語なのですが、そこに、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」、亡き妻がベッドでつぶやいた物語(前世がヤツメウナギの少女のエピソード)が絡んできます。異なる物語が平行するさまは、ああやっぱりこれは村上春樹だ、と思わせました。

特に車の中の描写がよかった。専属のドライバーが後部座席の主人公を目だけで追う姿、夫である自分でさえ知らない、妻の物語の続きを語る青年の顔、たばこの灰を飛ばすためにサンルーフにのばした二つの手。

実は、「ワーニャ叔父さん」は、若かったころの私にはとてもわかりにくい話だったのです。なぜワーニャ叔父さんはピストルなんて持ち出して騒ぎ、あまつさえ自殺まで考えたのだろう、そこがよくわからず、登場人物の心情にうまくついていくことができずに投げ出した記憶があります。映画のあと再度読み直したのですが、今度は心情を理解できたと思います。昔わからなかったものを再読したとき、私はいったい今まで何を読んでいたのだろう、と、愕然とすることは時折ありますよね。最近では井筒俊彦の「意識と本質」など。


チェーホフを「余白の多い作家」とどこかの評論家が言っていたのを思い起こします。そして、村上春樹も(特に短編は)余白の多い、悪く言えばほのめかしの多い作家です。(「象の消滅」なんて面白くて好きですけどね。)


ところで、「ドライブ・マイ・カー」の3つの物語のなかで、現実の不可解さ・やるせなさを強烈に私に伝えてきたのは、完全にフィクションであるヤツメウナギの少女のエピソードでした。また「ドライブ・マイ・カー」はビートルズの曲名だと思いますが、同じくビートルズの曲名が題名になっているかつ映画にもなったものに「君の鳥はうたえる」(and your bird can sing)という小説があります。佐藤泰志。こういう小説が書きたかったと思わせるほど「海炭市叙景」はいい短編でした。


(文:久坂夕爾)


2023年3月25日土曜日

青穂47号よりお知らせなど

 



青穂47号よりお知らせなど転載します。

上:同人新刊 後谷五十鈴自由律俳句集 りばてい文庫

  尾崎放哉ニュース

  こんな本見つけました

下:山頭火ふるさと館ニュース

  企画展は4月9日まで開催


(文:久坂夕爾)



2023年3月4日土曜日

第6回尾崎放哉賞決定

第6回尾崎放哉賞が発表されました。

<一般の部>

◆大賞

母の内にあるダムの静けさ       田中 佳

◆春陽堂賞

和音のように揺れあって光は春になる  久我 恒子

<高校生の部>

◆最優秀賞

フラスコの中ぎゅうぎゅうの都会    信田 龍之介


そのほかの入選句は、尾崎放哉賞(第1~6回) をご覧ください。



!第7回より、放哉賞告知サイトおよび、応募要項などの変更があります!

尾崎放哉賞(第7回~)


(文:久坂夕爾)



2023年2月19日日曜日

青穂47号が発行されました




青穂47号が発行されました。

画像は順に、表紙、色紙(荻原井泉水)、青穂抄(弓削酔魚選)。

目次より本号の内容
・新同人紹介
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(小山貴子選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句9         黒崎渓水
 私と自由律俳句9            荻島架人
 自由律俳句の将来            埋田貞子
 <<戦艦テレメール号の帰港>>
  ウイリアム・ターナー画        奥野立日十
 「きまぐれ写俳日記43」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 同人新刊案内、お知らせ、同人情報、編集後記、名刺交換
 第10回青穂全国大会及び大会句募集について


(文:久坂夕爾)


2023年1月22日日曜日

高田弄山の110句

 

たまたまネットを徘徊していた時、

「京都・泉の会」のブログにこんな記事があったのを見つけました。

高田弄山の110句

このサイトは、自由律俳人も結構紹介されていますので、

よかったら覗いてみてください。


(文:久坂夕爾)







2022年12月23日金曜日

青穂46号よりお知らせなど

 





青穂46号よりお知らせ・新刊案内を紹介します。

①せきしろ著「放哉の本を読まずに孤独」春陽堂書店
②同人大山まるさんの俳句界九月号掲載記事
③同人新刊案内
 加藤邪呑句集「地おどろ海おどろ」
 久坂夕爾個人詩誌「午前9号」
④近藤健「心情(うらなさけ)」

ムンクの「叫び」は私も好きな絵画です。いつだったか、ムンク展には行きました。
絵画はあまり詳しくはありませんが、
なぜか、村山槐多の「尿する裸僧」や鴨居玲の「道化師」とともに思い出す絵なんですよね。


(文:久坂夕爾)

2022年12月14日水曜日

孤独の俳句 山頭火と放哉名句110選

 

小学館より

金子兜太・又吉直樹著

「孤独の俳句 山頭火と放哉 名句110選」が発売されているようです。

一般向けで、入門にはよさそうな著書です。


孤独の俳句


(文:久坂夕爾)



2022年11月27日日曜日

かえいチャンネル

 


ならドットFMにて放送している「俳句で漫歩」。

自由律の俳人を紹介する生放送のコーナーが、1か月前くらいからyoutubeにて動画化されています。

最新の動画は ここ をクリック

そのほかの動画は、youtubeで「俳句で漫歩」「かえいチャンネル」「自由律俳句」などで検索してみださい


青穂の小山貴子代表が自由律俳人を紹介するコーナーでは、以下の俳人を取り上げています。

入澤春光 木犀薫る日にて牛産む

下山逸蒼 一つの灯に跟(ひ)きながながと貨車の曳かるゝ暗き野

芦田鳳車 人を焼くとていのちある人あつまれり



(文:久坂夕爾)


2022年11月12日土曜日

青穂46号が発行されました


青穂46号が発行されました。

画像は順に、表紙(住宅顕信)、色紙(波多野翠江)、青穂抄(ゆきいちご選)。

目次より本号の内容
・同人・準同人作品
・私の感銘句
・青穂の窓(吉多紀彦選)
・エッセイ・評論
 記憶に残る俳人・俳句7         ちばつゆこ
 記憶に残る俳人・俳句8         大軒妙子
 加藤邪呑第二句集「地おどろ海おどろ」鑑賞
                     伊藤静雄
 昼下がりの映画館            伊藤風々
 新幹線のある日常            福田和宏
 「きまぐれ写俳日記42」        きむらけんじ
・一句鑑賞
・句会報
・そのほか
 同人新刊案内、お知らせ、同人情報、編集後記
 第6回尾崎放哉賞募集案内


尾崎放哉賞、締切迫っていますので、お早めにどうぞ。


(文:久坂夕爾)




2022年10月30日日曜日

第6回尾崎放哉賞 締切(11月30日)まであと1か月を切りました。メールでの応募もできます。




第6回尾崎放哉賞の締切は11月30日。

締切がせまってきました。

http://www.hosai-seiho.net/

クリックすると、尾崎放哉賞のページにジャンプしますので、

応募要項など、確認してみてください。

メールでの投句もできます


是非、ご応募ください。


(文:久坂夕爾)




2022年10月10日月曜日

青穂大会・尾崎放哉賞授賞式でのこと「尾崎放哉とヨルシカ」(4)

またまた、ヨルシカの続きです。

 

前回、井伏鱒二や正岡子規などに言及したヨルシカのインタビュー記事を引用しましたが、奇特な方がいるもので、ヨルシカ関連で作家を知った若者向けに、原典を紹介するというまとめ記事のサイトがありました。

何と素晴らしいことでしょう。


入口がバンドの楽曲だけど、「何だろう」と思って、インスパイアした作家の原典に行き着く。そしてそのうちの何人かは、その作家の原典を手にすると思います。そしてそしてそのうちのまた何人かは、放哉や山頭火の著作を手にするはずです。新しい時代の「辿り着き方」だと思います。そしてそのまた何人かが実際、句を作ってくれると、とてもとてもありがたいです。

もし、もしもですが、「ヨルシカ 尾崎放哉」でここ(青穂)に辿り着いた方、必ずご一報ください。

奥深い自由律俳句の世界へとご案内いたします。


放哉研究の第一人者であるうち(青穂)の代表も「若い人々に放哉が支持されて歌詞に盛り込まれるなんて、放哉本人もびっくりだと思います」と言っていました。


以下引用

音楽をきっかけに、文学に興味を持った人へ

【ヨルシカ眠れない】


(文:黒崎渓水)